大谷翔平選手のような一流のプロの野球選手は、どうしてあんなに速い球が打てるのでしょうか?
その理由の一つは「人一倍視力が良いから」です。
米大リーグ、エンゼルスに移籍する大谷翔平投手(23)が11日、千葉・鎌ケ谷市の日本ハム施設で自主トレーニングを行い、合間にサングラスメーカー「オークリー社」で視力や視機能を測定したところ、トップアスリート約800人でトップの評価を受けた。
「これまで800人以上を測定してきたけど、大谷選手の目は完璧ですね。角膜形状、瞳孔間距離、視力、視機能は何も問題がありませんでした」。大谷の目に太鼓判を押したのは、オークリー社でビジョンマイスターとして活動している露木慎吾氏。2016年から運行している「視機能測定車」で野球、ゴルフ、アーチェリー、セーリングなどのトップアスリートを約800人測定してきた中、大谷がトップの数値を出した。(サンスポ2018年1月12日『大谷の目、「完璧」だった!視力&視機能がアスリート800人中トップ』)
ひょっとしたら大谷選手は、試合と練習以外はほとんど目を使っていないの?と思ったら、彼の趣味は、読書、漫画、ゲーム等、意外と目を使うものが多いようです。
「視力が良い」ということは、スポーツ以外にも、車の運転や事故防止などたくさんのメリットあります。
専門家によると、速読のトレーニングで、動体視力が良くなるそうです。
今回は速読のトレーニングと動体視力の関係を徹底解説します。
動体視力と一般的な視力(静止視力)の違いは?
静止視力とは、眼科や眼鏡屋さんで測ってもらえる視力で、「止まっているものを見る能力」です。
C字型の環の開いている方向を識別する「ランドルト環」という視力テストで測りますよね。
この「ランドルト環」は、動体視力の検査でも応用されています。
次に「スポーツビジョン研究会」の論文を噛み砕いて説明します。
スポーツビジョン研究会は、日本速脳速読協会の速読解Bizのトレーニングを監修している石垣尚男先生が所属する団体です。
「スポーツビジョン」とは、スポーツに必要な視機能(「動体視力」「瞬間視」「周辺視野」など)のことで、研究会は1988年の発足以来、このスポーツビジョンの向上について研究しています。
どんなスポーツでも「目(見るチカラ)」は非常に重要です。動くものをはっきり見る「動体視力」、瞬間的にパッと見る「瞬間視」、広い範囲を見る「周辺視野」など、スポーツに必要な視機能を総称してスポーツビジョンと言います。(引用元:日本速脳速読協会)
動体視力は、文字通り「動いているものを見る能力」ですが、次の2つに分かれています。
- DVA(Dynamic Visual Acuity)⇒目の前を横切るもの、落ちてくるものを見る能力※欧米で動体視力といえばこちら
- KVA(Kinetic Visual Acuity)⇒自分の方に向かってくるものを見る能力
DVAは左右と上下、KVAは前後に動くものを見る力です。
ちなみに止まっているものを見る能力の「静止視力」は、SVC(Static Visual Acuity)といわれています。
スポーツビジョン研究会がプロ野球チームを対象に実施した調査では、静止視力は若手の多い二軍の方が良く、動体視力のKVAは一軍の方が良いという結果が出たそうです。
もちろん、静止視力と動体視力には相関関係がありますが、比例するというわけではありません。
静止視力が良くても、動体視力は悪いということは多々ありますが、動体視力が良いのに静止視力が悪いということは、基本的にはありません。
動体視力には眼球運動の能力が関係し、速読のトレーニングで向上します。
実験によると、スポーツ選手は一流になればなるほど、動体視力が良くなるようです。
一流のスポーツ選手は動体視力が優れている
前述の「スポーツビジョン協会」が、野球、バレーボール、テニス、卓球、バドミントン、バスケットボール、サッカ ー、射撃、ボクシング、剣道等さまざまな種目の選手を対象に「スポーツビジョン」に関するテストを実施したところ「トップ選手になるためには、優秀な視機能が必要である」という結論が出たそうです。
競技によって多少差はあるものの、トップ選手は次のテストに優秀な成績を出しました。
- 静止視力(SVC)
- 動体視力(DVA)
- 動体視力(KVA)
- コントラスト感覚(CS):たとえば白い天井と白いボールの微妙な色の違いを見分ける力
- 眼球運動(OMS):眼球を支える外眼筋(眼球を動かす筋肉)を使う眼球運動の正確さとスムーズさ
- 深視力(DP):位置関係や距離感を把握する力
- 瞬間視力(VRT):一瞬で視る力
- 眼/手の協応運動(E/H):眼でとらえ、手で反応する力
普通の主婦でも速読のトレーニングで200km/hの剛速球をバットに当てられる!
ボールが見えなければ恐怖でしかない剛速球。200km/hは、今のところ未知の領域です。
ちなみに子供たちが打ち返している165km/hというスピードは、日本ハムに所属していた頃の大谷翔平投手が2016年10月16日に出した日本最速記録で、2023年4月現在の日本記録は、巨人軍のチアゴ・ビエイラ投手の166 km/hとなっています。
165km/hを打ち返す中学生や女子高生は、速読解Bizの日本速脳速読協会の受講生です。
ただし、速読解Bizは大学生と社会人のオンライントレーニングです。
小学校高学年~高校生は同じく眼球のトレーニングもできるソクノーがおすすめ。
ソクノーは利用者の年齢の設定ができるので、自宅に居ながら親子で速読のトレーニングが可能です。
一般人にもメリット!動体視力を鍛えることで車の運転が上手くなり、危険も回避できる
「球技にはまったく興味がないから、動体視力が良くてもメリットなんてない」と考える人もいるでしょうが、そんなことはありません。
動体視力が良いことで得られるメリット
- 反射的に身を守れるので怪我をしにくい
- 安全に車の運転ができる
- 情報を即座に目でとらえ行動に移せるため、頭の回転が速い
さらに、人間は目から入ってくる情報が80%以上だとされています。
味覚1.0%、触覚 1.5%、臭覚 3.5%、聴覚 11.0%、視覚 83.0%『産業教育機器システム便覧』(教育機器編集委員会編 日科技連出版社 1972)
視覚(目)87.0%、聴覚(耳)7.0%、嗅覚(鼻)3.5%、触覚(皮膚)1.5%、味覚(舌)1.0%(引用元:レファレンス共同データベース)
自然に任せていると、動体視力は15~20歳頃がピークで、還暦を迎える頃には、5歳の頃の数値まで落ちてしまうそうです。
日常生活において、自分も他人も危険に巻き込んでしまう恐れがある行為は、なんといっても車の運転でしょう。
そうした理由から、70歳以上の運転免許更新時には、一般の静止視力検査のほか、夜間視力検査(暗順応検査)、動体視力検査、水平視野検査もあります。
受験を控えた子供やスポーツを楽しむ人だけではなく、車の運転をする人やご年配の方にも速読のトレーニング(視野を広げたり動体視力を向上させるトレーニング)は有効です。
無料で動体視力は鍛えられる?衰えは防げる?
効果的な動体視力のトレーニングはYou Tubeにたくさんアップされているので、いろいろ試してみましょう。
もちろん利用無料で、健康被害などもありません。
検索ワードは「動体視力トレーニング」や「ビジョントレーニング」です。
毎日トレーニングすることで、効果を実感できると思います。
眼筋力はトレーニングすることで鍛えられますが、何もしなければ確実に衰えます。
頭や首を動かすとトレーニングにはならないので、ご注意ください。
速読のトレーニングで動体視力を鍛えれば一石二鳥!
動体視力の向上だけではなく、読書家になりキャリアアップも狙っている人には、「見る力」を鍛える速読のトレーニングをおすすめします。
積読(つんどく/購入したものの読めずに積み上がっている本)の最たる原因は読書スピードが遅く、読破までに時間がかかりすぎることです。
なるべく速く読んで複数回読み直すのがベスト!
スポーツビジョン研究の第一人者である愛知工業大学名誉教授の石垣尚男先生は「見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング」と日本速脳速読協会のTERRACE(テラス)というオンラインの速読トレーニングを監修しています。
TERRACEには、眼の機能を鍛えるトレーニングも搭載されています。
また、眼筋力のトレーニングにより、長時間の読書で疲れが生じ、集中力が欠如することを阻止する効果もあります。
速読は、脳内で文章を一文字一文字読み上げる読み方(おもに左脳を使う読み方)はせず、右脳を使い、行単位、段落単位をかたまりとして「視読(しどく)」します。
速読のトレーニングは眼筋力の強化だけではありませんが、視野が狭かったり、動体視力が弱ければ、「視読(しどく)」はできません。
速読の習得で文武両道を目指してみてはいかがでしょうか?
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簡単な目のトレーニングと脳トレで、隙間時間に5分でも10分でも楽しめます。
速読解Bizは、25年以上前から日本全国で速読教室を運営している日本速脳速読協会が開発したメソッドで、教室と同じトレーニングが自宅でおこなえます。
大学生と社会人が対象。申し込みはスマホからでも可能ですが、パソコンとiPadでトレーニングします。
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②『川村式ジョイント速読術』は任天堂DSで有名な川村明宏博士のメソッド!
「川村式ジョイント速読術」を開発した川村明宏博士は、日本における速読の第一人者で、日本で唯一速読に関する特許を取得している方です。
川村式速読術の歴史は古く40年以上になります。現在では日本のみならず、アメリカでもシェアナンバー1を獲得。
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メールと電話で講師に相談可能で、月々わずか4,980円(税抜)。申し込みから1か月のトライアル期間があります。
申込はスマホからも可能ですが、トレーニングはパソコンでおこないます。
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速読解Bizと川村式ジョイント速読術は、速読に特化したメソッドですが、ソクノー(SOKUNOU)は、速読力のほかに、速聴力、記憶力も総合的にトレーニング。
所要時間は1日わずか7分間。脳トレは通勤時間にも楽しめます。
ディスプレイの大きいパソコンでのトレーニングがベストですが、スマホでも可能なので、パソコンをお持ちでない方におすすめ。
最初に年齢設定ができるので、子どもの利用も可能です。
料金は月々わずか4,980円(税込)。追加のアカウントは1名1,980円(税込)。親子で楽しめます。
④『ジニアス記憶術(ジニアスメモリー)』は1日7分で記憶力そのものを向上!
1日7分ほどの簡単な脳トレで、記憶力そのものを向上させます。トレーニングには、川村式ジョイント速読術も組み込まれているので、速読力も同時にアップ!
電話やメールで講師に相談できるので、モチベーションも維持できます。
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