「大人の習い事」といえば、英語、プログラミング、陶芸、ダンス、ギター、絵画などいろいろありますよね。
そんな中で、道具もいらず月謝もお手頃、ビジネスでもプライベートでも役に立つ習い事といえば「速読」があります。
速読に「子供たちと机を並べてトレーニングするイメージ」を持つ人も多いかもしれませんが、自宅に居ながらオンラインで、教室に通うのと同じソフトが使えるサービスもありますよ。
今回は、大人にこそ速読のトレーニングをおすすめする理由もご案内しますね。
大人に速読教室(社会人速読)をおすすめする理由
速読を習得する目的は「受験」のためで、大人には不要の技術だと思っている人がいるかもしれませんね。
確かに受験を控えた子供にもおすすめですが、大人にも多数のメリットがあります。
ちなみに親子が一緒にオンライントレーニングをする場合は、ソクノーがおすすめです。ソクノーならスマホでのトレーニングも可能です。
① 年収と読書量には相関関係あり!キャリアアップに有利
成功者は読書家
有名な話ですが「年収が多い人ほど読書量が多い」という調査結果がでています。上の表は一例で、他の調査結果でも同じです。
「年収が多い人は、お給料を書籍代にまわすほど余裕がある」という説もありますが、図書館や読み放題のサブスク、古本の活用もできるし、読書は他に比べてお金のかかる趣味ではありません。
富裕層の読んでいる本はビジネス書が多いという調査結果も出ています。
工学博士で長年速読の研究を続けてきた佐々木豊文さんによると、同じジャンルの本を7冊以上読めば、その分野に関しては識者になれるそうです。
資格の取得にも有利
資格の取得も復習が大切です。テキストを読むにしても、1度目より2度目、2度目より3度目と、どんどん読書スピードが上がっていきます。
日本人の半数は1か月に1冊も本を読みません。「忙しくて時間がない」という理由ならば、速く読むことをおすすめします。
ハズレ本購入の防止には要約サービスの利用を!
また、ビジネス書が中心になりますが、完全な要約をわずか10分で読めたり、15分で聴けたりするサービスもあります。
速読は特技として就職、転職時のアピールポイントになる
就職や転職を考えている方には、年に2度ほど、日本速脳速読協会主催の「速読解力検定」(受検料3,300円)があります。
就職転職の際に、履歴書に記載したり、面接で「特技」としてアピールすることができます。
受検の方法は、日本速脳速読協会に所属する速読教室に通うか、協会が提供するオンライントレーニング速読解Bizを受講し、最寄りの教室に連絡して、そこで受検することになります。
※ 他協会所属の教室に通っている方や独学の方も受検できますが、日本速脳速読協会が主催しているので、やや不利になる可能性があります。
たとえ転職はしなくても、ビジネスパーソンなら、速読のトレーニングにより仕事の処理速度がアップしますので、昇格、昇給が期待できそうですね。
② IQのアップにつながり、認知症の予防にも
大人のオンライントレーニング速読解Bizを開発した日本速脳速読協会によると、トレーニングでは速読解と速読に必要な5つの力「全体把握力」「思考力」「理解力」「記憶力」「検索力」を鍛えるそうです。
引用元:速読解Biz
速読の訓練とともに楽しい脳トレもあります。
現役世代はもちろん、ご年配の方の認知症予防にも効果があるのは当然ですね。
③ 図書館や古本、読み放題を利用すれば、お金をかけずに一人で楽しめる趣味に!
読書は、楽器の演奏やスポーツのように道具を揃える必要もなく、チームや相棒も不要なので、「お金をかけずに一人で楽しめる趣味」の代表ではないでしょうか。
書籍代がかさむようにも思えますが、① 図書館、② Amazonの読み放題(Kindle Unlimited)、③ 古本等を利用すれば、とくにお金のかかる趣味とはいえないでしょう。
2020年の統計では、全国に公共図書館は3,316 館存在し、図書館がないのは全国815市区のうちわずか8市だそうです。
ちなみに、公立図書館の蔵書数の平均は12万冊。基本的に自分の本も持ち込め冷暖房完備です。
④ スポーツが得意に!
(視野や視幅、識幅を拡大、動体視力を向上させる)「定番」の速読トレーニングをすれば、野球をはじめとするスポーツが得意になるとされています。
スポーツが得意になる理由は、速読のトレーニングで「見るチカラ」が養われるからだそうです。
スポーツビジョン
- 動くものをはっきり見る動体視力
- 瞬間的にパッと見る瞬間視
- 広い範囲を見る周辺視野
速読のトレーニングにより「見るチカラ」がアップ(愛知工業大学 石垣尚男先生)
速読教室のチェックポイント
一口に速読教室といっても、流派(手法)はいろいろで、自分に合った教室を選びたいですよね。
速読教室を選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。
① スキミング(飛ばし読み)やスキャニング(拾い読み)のテクニックのみを教える教室ではないか?
「スキミング」とは最初と最後の段落だけを読んだり、斜めにさらっと読んだりする方法です。
私たちも新聞を読むときにしています。「大まかな理解」でも構わないときはたいていこの読み方ですよね。
「スキャニング」は、知りたい情報が最初から決まっている場合の読み方。
知りたい情報に関するキーワードが出てくれば、その周辺を読み取る手法です。
これは、読書の目的が明確に決まっているときに使える速読法です。
小説や専門書には不向きなので、トレーニングするなら「定番の方法」がおすすめです。
定番の方法とは、脳内で文章を読み上げず、「ブロック」単位で視て内容が理解できるようにする方法です。
単語→フレーズ→一文→段落と、徐々に「ブロック」を広げていきます。
脳内で読み上げてしまうと、早口言葉の速さが限界になってしまい、速く読むことができません。
スキミングとスキャニングも「使える方法」なので、将来的には使い分けられるようになれば便利ですね。
② 教室は大人のみか?子供と一緒に机を並べるのか?
速読教室への通学を躊躇する理由の一つに「子供と机を並べることに抵抗がある」というものがあります。
もちろん大人しかいない教室もありますので、入学前にしっかり確認しておきましょう。
③ 料金は許容範囲か?
速読教室の相場は、月4回で6,000円から12,000円程度です。1〜3日の短期集中タイプで10万円を超えるレッスンもあります。
料金の違いは、一緒にレッスンを受ける受講生の人数と時間の長さのようです。そこに立地なども関係してくるかもしれません。
一方、オンライントレーニングの場合は、月額3,000円~5,000円程度になります。
④ 極端な読書スピードをうたっていないか?
「誰でも見開き2ページをわすか1秒、1度読むだけですべて理解できるようになる」とうたっているような場合、その教室はどのくらい長く運営しているのか確認しておきましょう。
なお、フォトリーディングという手法は、最初に見開き2ページを1秒ほどで視ていきますが、1度視るだけで理解できるという方法ではありません。
⑤ 「8時間×3日間」など「長時間×ド短期」のトレーニングではないか?
速読にはリラックスと集中が必要なので、長時間の講義が苦手な人は、レッスン時間の長さもチェックしておいてください。
さらに、「8時間×2〜3日」のレッスンなど、短期集中型は、スキミングとスキャニングの手法を教えてくれる場合が多いとのことです。
オンライントレーニングの速読解Bizは、毎日なら1日15分程度、週に1日なら1時間、(スマホでもトレーニングが可能な)ソクノーなら1日7分+脳トレを推奨しています。
半年でも効果が実感できますが、一生もののスキルにするなら、1年以上、できれば2年の継続がおすすめとのこと。
大人の速読教室はオンラインがおすすめの理由
大人の速読習得には、通学不要でスキマ時間を利用できるオンライントレーニングがおすすめです。
通学よりも圧倒的にリーズナブルで、小・中学生と机を並べる必要もありません。
それでは、おすすめのトレーニングを紹介します。
こちらで紹介しているトレーニングはすべて、飛ばし読みや拾い読みではない「定番のトレーニング方法」となります。
おすすめの速読オンライントレーニング3選
①『速読解Biz』は月々2,980円(税込)~速読を学べる!
速読解 Bizの「4か月お得パック」なら、月々わずか2,980円(税抜)と超低料金で速読を学べます。契約中は回数無制限で利用可能。
簡単な目のトレーニングと脳トレで、隙間時間に5分でも10分でも楽しめます。
速読解Bizは、25年以上前から日本全国で速読教室を運営している日本速脳速読協会が開発したメソッドで、教室と同じトレーニングが自宅でおこなえます。
大学生と社会人が対象。申し込みはスマホからでも可能ですが、パソコンとiPadでトレーニングします。
【日本速脳速読協会】TERRACE(テラス)の速読を自宅で受講できる!大人と大学生対象の速読解Bizとは?【料金や口コミも!】! |
②『川村式ジョイント速読術』は任天堂DSで有名な川村明宏博士のメソッド!
「川村式ジョイント速読術」を開発した川村明宏博士は、日本における速読の第一人者で、日本で唯一速読に関する特許を取得している方です。
川村式速読術の歴史は古く40年以上になります。現在では日本のみならず、アメリカでもシェアナンバー1を獲得。
「川村式ジョイント速読術」は、1日わずか7~10分程度の簡単なトレーニングで、多くの受講生が分速5,000文字から10,000文字を達成。※平均速度の10~20倍以上
メールと電話で講師に相談可能で、月々わずか4,980円(税抜)。申し込みから1か月のトライアル期間があります。
申込はスマホからも可能ですが、トレーニングはパソコンでおこないます。
③『ソクノー(SOKUNOU)速読術・記憶術・暗記術』は通勤中スマホでもトレーニングできる!
速読解Bizと川村式ジョイント速読術は、速読に特化したメソッドですが、ソクノー(SOKUNOU)は、速読力のほかに、速聴力、記憶力も総合的にトレーニング。
所要時間は1日わずか7分間。脳トレは通勤時間にも楽しめます。
ディスプレイの大きいパソコンでのトレーニングがベストですが、スマホでも可能なので、パソコンをお持ちでない方におすすめ。
最初に年齢設定ができるので、子どもの利用も可能です。
料金は月々わずか4,980円(税込)。追加のアカウントは1名1,980円(税込)。親子で楽しめます。